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TeamOgi発足当時のプロモとベラジョンカジノとタイアップしてオンラインカジノのスロットマシンの企画が中止に追い込まれた話を公開!

令和婚で話題となった高橋みなみと最初に顔を合わせたのは、某テレビ局の薄暗い階段の踊り場だった。担当のディレクターと話をしていた私はまったく面識がなかったのだが、きちんと目を見て挨拶をしていたのが印象的だった。その後テレビで彼女のパフォーマンスを見るたびに、彼女のプロ意識の高さ、AKB48への情熱、仕事にかける熱量の高さを感じた。

当時はまだAKBがデビューしてここまでブレイクする前だったので、秋葉原の劇場に足を運ぶのもコアなファンだけだったから、正直AKB48のことは秋元さんが手がけるプロジェクトの一つくらいしか知らなかったし、小嶋陽菜や峯岸みなみのことも、プロダクション尾木のteamOgi(結成は2010年)が発足して大人気になることも知らなかった。こじはるは写真集でブレイクしたし、峯岸みなみは丸刈りでニュースになって初めてああ、尾木さんのところの女性だったのかと知った程度だった。

我々がかなりプッシュして売り出して見たものの、teamOgiは正直パッとしなかったし、むしろこじはる、みなみ、たかみな、という個人名が売れる結果になった。売れたのはよかったのでおとがめはなかったものの、teamOgiというユニットがあることが一般に広く知られることはなかった。

 

実は、このユニットを売り出すために様々な業界とタイアップを検討していた。文具、玩具、印刷、飲食などありとあらゆる業界とミーティングをして、実現したものも、実現一歩手前にまで行ったけど、諸事情で潰れた話もたくさんあった。ほとんどの理由は彼女たちの個人の知名度が爆発したのでteamOgiを売り出す意味がなくなったためだが、それ以外の理由で潰れた(潰された)ものもあった。

その一つが、パチスロだった。

 

当初実機を検討したが、あまりにもコストが高い。そこで設立したばかりで日本進出を目指していた某カジノであるベラジョンカジノとタイアップの検討に入った。ベラジョンカジノの担当者は某大手コンサル出身で感触はすさまじく肯定的だったので、我々は実機のデザインを発注することになった。ベラジョンカジノの評判はこちらから見て欲しい。今はもう日の目を見ることはないが、その実機のデザインはこういうものだった。まずオンラインという強みを生かしライブ映像、インタビュー映像、生映像、そして写真集の未公開画像などを盛り込み、コアなファン層を取り込む。次にAKB48teamOgiをボーナスシンボル、こじはる、たかみななどのアイコンをJQKの代わりに使用して、スタックワイルドには秋元さんの顔を入れるという今考えるととんでもないデザインだった。(スタックワイルドだと秋元さんの顔でリールが埋まることになるが、秋元さんサイドは肯定的だったらしい)。

 

突然中止が決まったのは、ベラジョンカジノ側の承諾を得てライセンス契約にサインして、開発をMicrogamingかNetentに依頼しようとしている時期だった。東京都議会のさる方のご依頼ということで、オンラインカジノでプロモをするのはふさわしくないという理由により中止になったのだ。当時AKB48もこじはる、たかみなの個人名もかなり爆発しており、公共の器としての評判を維持する必要があった。

 

その晩ベラジョンの担当者と散々飲み明かして、お互いに別の仕事に専念することになった。その彼が起業したプロダクション誘われて合流することになるとは、その当時は想像もしなかった。